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アレックス·クリビ,レ
メディカル·チェックのためMotoGP活動を一時休止
2002年2月18日
2002年2月16日バレンシア/スペescン発

 スペインのバレンシアで開催されたIRTAテストの2日目にあたる2月16日、アレックス・クリビーレ選手は、今季の活動を一時休止すると、記者会見で発表した。クリビーレ選手はかねてから健康上の懸念があり治療を続けていたが、今後もさらなる検査が必要となったのがその理由。

 1999年以来、短時間ながら意識を失うというような経験があったことから、今回クリビーレ選手は自ら休養を決意。治療法を見つけ出すために集中的な検査を受けることとなった。
 引退ではなく、かつての全盛期のレベルまで回復するための一時的な休止にすぎないことを、クリビーレは繰り返し強調した。記者会見では「レプソルYPFヤマハ・ダンティーン」のチーム・マネジャー、L.ダンティーンが同席し、サポートした。


クリビ,レ選手談話
決して引退などではない。今は治療のための時間が必要なのだ。ここで治療に専念し,僕がレースに対して100%を注ぎ込めなくなっている原因を,医者とともに解明していかなければならないと思っている。僕は今でも走ることが大好きだし,この2~3ヵ月の間にダンテ,ィンのチ,ムにもとけ込むことができた。彼は僕の状況をとてもよく理解してくれて,この会見に関しても終始,優しく見守ってくれた。プロフェッショナリズムを失わず,同時に暖かい人間性を見せてくれたと思う。また,この決定を理解し支えてくれたレプソルYPF,そして的確なアドバイスを与えてくれた一・ヴィリアモール医師にも,感謝の気持ちを表したい。病気の治療に専念し,一日も早くサ,キットへ戻ることが,今の僕の唯一の目標だ”

ダンティン(チムマネジャ)談話
“クリビーレ選手はこれまで,活き活きしてテストに取り組み,新しい環境と新しいマシンに対して熱意を見せてくれた。そして驚くほど早くヤマハのマシンの特性をかんでいた。1月下旬のテストでは自身のベストタイムにコンマ3秒まで迫ったが,本人の感触は芳しくなく100%を注ぎ込める状態ではなかった。そのことからも今回の決定は間違っていないと信じている”

ヴィリヤモ,ル医師の談話
“彼が短時間,意識不明の状態に陥る原因にいて,いまのところ明確な診断結果は出ていない。”肉体的原因,精神的原因,そのどらとも今は言えない。すでに厳しい検査が始まっており,神経科の専門医の勧めでカナダへ移ることになった。そこで集中的な検査を続け,病状をさらに詳しく判断して病気の根源を見け出そうとしている”

※レ、プソルYPFヤマハ・ダンティーン・チームは現在,クリビーレ選手欠場の間,阿部選手のチームメートとなる新たな選手の起用を検討中である。

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