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2007年雅马哈レ,スリリ,ス
2008年世界選手権mx2へ参戦する
“ヤマハ·レッドブル·デ·カルリ·チム”を発足
2007年11月23日

 クラウディオ・デ・カルリ率いる世界選手権モトクロスMX2チームは、飲料メーカーであるレッドブルとのコラボレーションにより、このほど「ヤマハ・レッドブル・デ・カルリ・チーム」を発足。
 レッドブルは2006年から同チームのパートナーとなり、この年はアントニオ・カイローリがランキング2位を獲得、翌2007年はチャンピオンを獲得する活躍を見せたが、ここまでの成功を受けて、ヤマハとレッドブルはその協力関係をより強力なものにすることとなった。

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モトクロス·オブ·ネションズを走るカロリ


 2008年シーズンのMX2チームには、カイローリのほかにマッテオ・ボニーニ、アレッサンドロ・ルピーノを起用。いずれもデ・カルリが直接指揮するレース部門でチューニングされたYZ250Fを走らせる。

 レッドブル・モータースポーツとクラウディオ・デ・カルリの今回のコラボレーションにより、チーム体制と競争力がより一層パワーアップされることになる。
 既にレッドブルは、2008年から3年間、FIMモトクロス世界選手権の公式飲料メーカーとなること、さらにモトクロス・オブ・ネイションズの冠スポンサーとなることを発表。今回、さらに「クラウディオ・デ・カルリ・チーム」へのサポートを決定したことで、同社のモトクロス・スポーツの普及に対する精力的な姿勢がまた示された。

 デ・カルリは1980年代において、モトクロス世界選手権ベスト・プライベーターのひとりとして活躍、イタリア人として初めて500ccクラスで優勝を果たした実績をもつ。チームは本人が現役を退いた1994年に発足、以来ヤマハとともに活動を展開。1997年にはアレッシオ・キオーディがYZ125でタイトルを獲得。1999年にはクラウディオ・フェデリーチがランキング2位を獲得した。

 今回の新体制が誕生したのは、2004年アントニオ・カイローリの加入が出発点。その年、初のフル参戦でYZ250Fを走らせたカイローリはランキング3位を獲得、翌2005年には早くもチャンピオンに輝いた。2006年はランキング2位に留まったが、今シーズン2007年は再びタイトルを奪い返すことに成功。ほかにも、チームはイタリア国内選手権で数々の功績をあげており、モトクロス・オブ・ネイションズでは1999年にフェデリーチが、2003年にはキオーディーが勝利をおさめている。

 1985年9月23日、イタリアのパッティで生まれたカイローリは、世界選手権以外でも活躍しており、2006年にはスーパークロスのヨーロッパ選手権でタイトル獲得、またイタリア選手権MX2クラスでは2006年と2007年の2回にわたりチャンピオンに輝いた。
 もちろんいずれも「レッドブル・デ・カルリ・チーム」からの参戦だった。カイローリは現在22歳であるが、既に21回のGP優勝(そのうちのひとつはMX1)と48回のヒート優勝を成し遂げており、現在のモトクロス世界選手権出場ライダーのなかで最も優れた活躍を見せている。

 ボニーニは1985年9月20日、イタリアのカステルヌオボ・モンティ生まれ。もうひとりのチーム期待のライダーだ。2007年はイタリア国内選手権のMX2クラスでランキング3位を獲得し、世界選手権でも活躍できることをアピールしてきた。
 また16歳のルピーノは1991年1月15日、イタリアのビテルボ生まれ。昨年はイタリア国内選手権、ヨーロッパ選手権、世界選手権の85ccクラス全てのチャンピオンとなった。そして今シーズンは初めてYZ250Fを駆り、ジュニア世界選手権でランキング2位、イタリア国内選手権でランキング6位と活躍。イタリアカップも獲得している。


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